感謝と応援が循環する!みんなが幸せになるブランド創り
マルクではブランディングやデジタルマーケティングのことなど、「分かりやすく」をモットーに情報発信しています。
突然ですが、みなさんに質問です。
- お茶といったら〇〇
- 時計といったら〇〇
- ゆっくり仕事のできるカフェといったら〇〇
みなさんは、〇〇に当てはまるどんなものを思い浮かべましたか?
この「〇〇」に当てはまる部分は、人によって違います。
このように、特定のカテゴリーに接した時やニーズが発生した時に「〇〇」と連想されることが、その人にとっての「ブランド」と呼ばれる状態です。
ブランドって、人によって違うの?
そうなの。だから、どれだけたくさんの人が自分たちの商品やサービスを連想してくれるかが重要なの。
今回は、「ブランド」について次の視点から解説していきます。
- そもそも、ブランドって何?
- ブランドの価値は人によって違う
- ブランディングとはロゴマークやキャッチコピーなどのイメージを決めること?
- マルクはどんなブランド創りを目指しているか
これらを順番に見ていきましょう。
「ブランド」とは
「ブランド」を簡単に定義すると、「人の心の中のイメージが、商品やサービスの価値と一致している状態」のことです。
企業が「こんなニーズを満たす商品を作りましたよ」と商品の価値を伝えても、消費者の「こんな商品が欲しいなぁ」という心の中のイメージと一致していなければ、それは「ブランド」ではありません。
「こんな商品が欲しいなぁ」というニーズが発生した時、イメージし思い出してもらえたら、その商品がその人にとっての「ブランド」になった、といえます。
つまり、ブランドは消費者のイメージによってできあがるものなのです。
「ブランド価値」は千差万別
この間、ノートを買おうと思っていろいろ探してたんだけど、ノートって言ってもいろいろな商品があるんだね。
そうね。どのノートも基本的に文字や絵を書きとめる機能は備わっているけど、それ以外にも紙の質やデザインだったり、リングが特徴的だったり、香りがついていたり、開発までの苦労があったりと、さまざまな特徴があるよね。
そもそも商品には基本的機能がありますが、それ以外にもその商品ならではの独自の特徴があります。
先ほどのノートで例えれば、「書き味がとても滑らかなのにツルツルしすぎず、目も疲れない」「リングが柔らかくて、書く時に邪魔にならない」などの独自の特徴があります。
そして「目が疲れないノートが欲しいなぁ」「書きやすいノートが欲しいなぁ」などのニーズが発生した時に思い出してもらえる。このニーズは千差万別で、人によって違います。
その商品独自の価値があるから特定のニーズが満たされる。だから、その商品を買い続ける。
この「その商品が選ばれ続ける独自の価値」を「ブランド価値」と言います。
企業理念から一貫した「ブランディング」とは
ブランディングとは、簡単に言うと「ブランド価値を、必要としている人に伝える活動のこと」です。
「ブランド」を構築するには、世の中の動きや求められているものを知り、自分たちの強みや弱みなどの特徴をしっかりと把握することが大切です。
そして、特定の人たちに知ってもらい選んでもらうために、
- デザインやキャッチコピーなどイメージしてもらうための要素
- 伝え方や、消費者に選んでもらうことによってどのような体験をもたらすかなどの戦略的な要素
を定義する必要があるのです。
この一連の活動を「ブランディング」と言うんだね。
この時に大切なのは、企業理念から一貫したブランド戦略を構築することです。
マルクのブランディングプログラムは、企業理念から一気通貫で実施し、社内外への発信がブレることがありません。
マルクの目指すみんなが幸せなブランディング
ここまで見てくると、ブランドは消費者の心に届けることが大切だとわかるね。
みなさんの中にも、「これだけは〇〇でなきゃ」という譲れないブランドを持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そのブランドに接していると、楽しかったり、嬉しかったり、ワクワクしたり、癒やされたり、「幸せになるブランド」です。
あるよ。応援してるサッカーチーム!試合観戦するたびに元気になるよ。
ファンだよね。チームが不調な時も、他のチームに心変わりすることなく応援してるよね。
私も、ずっと通い続けているヘアサロンがあります。
好みを理解してくれていてスタッフさんもとても感じが良いので、引っ越して遠くなったのですが、今でも足を運びます。私にとって、なくてはならないヘアサロンです。
ここのスタッフのみなさんは、コミュニケーションが素晴らしく親近感が持て、私のニーズもしっかり理解して提案してくれます。
そして、担当者は髪の毛のクセと好みを知ってくれているので、どこよりも安心して任せられます。
ここで注目したいのは、感謝しているのは企業だけでなく消費者も同じで、感謝や応援の循環が起こっているという点です。
企業はどうすれば喜んでもらえるか、満足してもらえるかを考えて商品やサービスを提供し、消費者はその商品・サービスを提供してもらえることに感謝し、応援し続ける。
みんなが幸せになるブランディング。
このような心の通ったブランディングは、中小企業だからこそ、よりスピード感を持って実施できるのではないでしょうか。
まとめ
今回は、「ブランド」について見てきました。
ブランドとは「人の心の中のイメージが、商品やサービスの価値と一致している状態」のことでした。
ブランドは消費者のイメージによってできあがるもので、その人のニーズを満たす「ブランド価値」は千差万別でしたね。
人は自分にとって「良いもの」「しっくり来ないもの」などを感じることができ、その基準は人によってそれぞれです。
ロゴマークやキャッチコピーなどのイメージを伝える要素も大切ですが、企業の想いを感じることができる一貫したメッセージに沿った戦略が大事です。
より良いものを届けたいと考える企業と、良いものを生み出してくれる企業を応援したいという消費者の想いが共鳴し、心が循環していく。
こうしてブランドは創られていきます。
揺るぎない価値が創り出されるには時間がかります。
マルクは、企業理念から一貫した、顧客も従業員もみんなが幸せになるブランド創りをお手伝いしたいと思っています。